梨花女子大学 正規過程 春学期(長期3ヶ月)

□ お名前: N嶋K子
□ 年代と性別: 22歳、今年で23歳。女性。
□ 留学先: 梨花女子大学 語学院
□ 留学期間(コースとレベル) 初級の三か月(正規集中過程一学期)コース。

□ 学校や授業などについて
 1 学校について
 とても校内の雰囲気が良く、学生のための施設が多数。例えばパン屋、学生用レストラン、学生食堂、トレーニングルームなど。これらは近場の他大学生からも注目されていて訪れる人もいる。

 2 授業について
 講師の方だけでなく事務室や他のスタッフも親身に話を聞いてくれる。特に日本人留学生の場合、日本語を勉強している講師、スタッフ以外にも学生も気にかけてくれる。
 宿題の指示、説明などの際、一つの意味について教科書外の用語を多用することがあるので、分からなかったらすぐに聞く。テキストの用語説明の一覧に記載されていない単語が多数あるので、日韓変換できる状態を整えておく。(日韓電子辞書を購入する、アプリをダウンロードなど)

 3 先生について
 授業時間外にも丁寧に相談を聞き、指示をくれる。雰囲気が朗らかな人ばかりで、女性が圧倒的に多いので特に留学を考えている女性におすすめの対人環境と言えると思う。

 4 その他
 同じ国の友達で固まらず、韓国語をよく反復するため外国人の友達と積極的にコミュニケーションをとると良い。相手も大体思ってることは一緒なので先に声をかけてあげるなどするととても友好が深まる。
 現地での学習体験として、長い文を聞いた時、難しいようだったら無理にすべてを理解するよりも、重要な部分をよく聞く。分からなければそれを聞き返すことも語学力が高まる。ドラマやテレビ番組、CMも良い参考資料なので活用すべき。

□ 滞在先について
 長期を予定している人はエージェントに頼んで滞在先を選んで損はしない。よくわからないまま現地で自分で探して後で数度部屋を変える人もいるので、手間を増やす可能性を潰すことがおすすめ。

□ aah! educationの留学サポートについて
 とても貴重な体験をすることができ、感謝しております。私自身、旅行はたくさんしていても留学で、全て個人による手続を実行したため、色々と手間を増やしてしまい申し訳なかったです。
エージェントは一度韓国に来てしまえばあまり連絡を取らなくても困らない。ただイベントなどを企画してもらった際にはできるだけ参加することをおすすめする。私の場合、aah! educationの企画イベントで出会った友人と帰国後も連絡を取っている。

□ 韓国留学の動機など
 韓国が特別好き、KPOPが好きという理由ではなく、語学教育者の勉強の一環として留学。 クラスメートに同じような経緯で来た人が数人。ただそれらが優先されるというだけで韓国自体には好印象を持っていた。留学して韓国というより、人々へより好印象を抱いた。(国という大まかなくくりで見てしまうと、小さな欠点が韓国そのものの印象になってしまう人もいるので、国籍と民族性の違いを受け入れずとも理解することは大切。)

□ 留学全体への経験や体験、感想等
 実力テストより余裕をもって渡航したが最初はあまり外出はしなかった。しかし買い物を機に質問したり自分の話をしたり、相手の話を聞くなど、回数を増やすことはとても大切。留学生として一歩踏み出して話すと、ただの留学生としてだけでなく、地元民によっては個人的な気持ちから支持をしてくれたり、アドバイスをくれる。私の場合、郵便局であまり韓国語が聞き取れず、日本人は英語も拙い人が多いので込み入った話になると大変だった。解決してから局員と個人的な話をして、エールをもらったばかりでなく知り合いの日本語ができる人間を友達として、アドバイザーとして紹介してくれた。その人も日本に留学した際にたくさんの人々にお世話になったらしく、自国でもそれを実践しようと考えたとのこと。自分の次の留学生にも良い出会いがあるように、相互的な関係を築く価値を教えてもらった。
更に私は日本にいる時から韓国人の友人がおり、彼女のサポートを一年したあと、留学のアドバイスなどをもらった。日本にいる時でも大学の中や、ネットを通じて対象国の友達を作っていたことが内外ともに支えになった。

□ これから留学する方へ
 留学をした後に具体的に何をしたいか決まっていなくても、それをする時間と余裕があり、気持ちもあるなら是非実行するべきものだと思う。そこでの出会いは相手の国に対しての先入観やさまざまな心情がある場合も、そこで出会う一人の人との時間はどんな体験談を読んだりするよりも価値があると思う。今すぐでなくても、就職して金銭的余裕を作ってから留学している人はたくさんいたので、年齢なども気にせず、むしろそれらを楽しんで友人関係を築けたらとても充実した時間を過ごせると思う。