□ 名前: ゆき
□ 20代女性
□ 延世大学 語学堂
□ 留学期間: 1年3ヶ月 2級から卒業まで
□ 学校や授業などについて
1 学校について
延世大学の語学堂は他校に比べて学費が高い、課題が多いなどの話を留学前によく聞きましたが、その分だけ学べることは多く、課題に追われ忙しくもありますが、勉強しに行ったのですからわたしは価値があると思いました。
学校での授業に集中し、ひとつひとつ身につけていけば、特別な試験勉強に追われなくてもTOPIK6級に合格もできます!
また延世はスピーキングの授業が不足している、とも言われますが、これは自分で解決できることかなと思います。
いろいろなプログラムを探して参加したり、数が少なくても韓国人の知り合いひとりひとりを大切にしたり、自分から積極的に動くことで、十分だと私は思いました。
2 授業について
2級・3級では、毎日の生活ですぐに使う表現ばかりを習うので、毎日楽しくて仕方ありませんでした。
4級からは実践的な発表や討論もあり、緊張もしますが、友だちと協力しながら成長できるはずです!
3 先生について
私が出会った先生方は、知識豊富で体系的な授業をしてくださる素敵な先生ばかりで、さすが延世大学だと思いました!
3ヶ月のひと学期で先生が変わり、いろいろな先生から学べるのも、語学を勉強する上ではとても有意義だと思います。(3級までは中間テスト以降でさらに変わります)
4 宿題やテストなどについて
正直なところ、大変なことも結構ありました。試験は、級が上がってくるとマラギ(スピーキング)が怖かったですが、何が出るかわかないテストこそ、本当の力を試すとき!
語学は、そういう力が必要なのではないでしょうか。毎日の努力の積み重ねは、きっと報われます。
5 その他
歴史が長いだけあってか授業はとても体系的で、教科書も全部、捨てずに持って帰ってきました。
延世の語学堂は、本気で韓国語を習得したい人に向いていると思います。
ひとつだけ、残念に思っていたのが…語学堂が延世大キャンパスの中心にないことです。
延世大学の図書館の自習スペースが大のお気に入りだったのですが、ちょっと遠かった…(笑)
それから、わたしが帰国した後に工事が完了し、なんだかものすごくきれいなキャンパスらしいというところだけが残念でなりませんでした。笑
6 韓国語の勉強について
韓国語を勉強することを通して、韓国という国について知り、それにより日本を知ることができました。
自分の感覚とは違うと思うことも、韓国ではそういうルールがあって、韓国の考え方があって、韓国語ならではの言い回しがあって。
そいういのを肌で感じながら勉強できるというのが、楽しくてたまらず、実際に生活しながら語学を学ぶ楽しさの一つだったと思います。
海外生活をして、また語学堂に通いいろいろな人に出会うことで、自分の幅が広がったと思います。
7 日韓スタディ101匹目のさるに参加して
aahさん主催の日韓スタディにはよく参加させていただきましたが、いろいろな年代の人に出会えたことが、本当に良かったです。最後の方になって仲良くなったりよく会うようになったりして…
もっと通ってもっといっぱいお話ししたかった!という思いが残るほど、ステキな出会いでした。
「さる」という場に感謝します!これからもたくさんの韓国人、日本人の方が参加されることを願います。
□ 滞在先について、また感想など
はじめはaahさんにご紹介いただいた新村のコシウォンに住んでいました。
飲食店の多いところですがわたしの部屋は本当に静かで、隣の部屋の音もほとんど気にならなかったので良かったです。
部屋はコシウォンなので狭く、共同キッチンスペースでできる料理は限られていましたが、特に大きな苦はなく、半年ほど暮らしました。
コシウォン生活は正直なところ、敏感な人には厳しいところもあるかと思いますが、それが海外生活、ソウル生活です!
狭い部屋で生活したり、共同のスペースを利用したりするのも楽しかったです。
はじめは管理人のアジュンマとの会話(聞きとり)が難しく、何か言うたびに勇気がいりました(笑)
その後、韓国語のレベルが上がってきて、友だちとルームシェアしようということになり、ワンルーム型のハスクを自分たちの力で探しました。
管理人のアジュンマやアジョシと電話するのは本当に本当に勇気がいりましたが、全て自分のための勉強と思いやってみたところ、なんとかなりました。寒い寒い12月に家を探し歩いたことは忘れられません…(笑)
□ aah! educationの留学サポートに関する感想
留学前にいろいろ悩みながら探し当てたこちらの会社に、出会えて本当に良かったと思っています。
他社と比較のしようがありませんが、「言うことなし」つまり完璧、でした。
留学前にも実際に会ってお話が聞けて、自分に合わせて準備をしてくださり、質問には何でも答えてくださり、留学中にも気軽にお会いできて、困ったときには助けてもらい、帰国後の就職の相談まで…
「言うことなし」でしょう???笑
□ 韓国留学の動機など
はじめは、韓国の音楽やドラマからです。ドラマにはまり、そのうち少しずつ言葉を覚え、外国語を勉強したいと思うようになりました。
その後、韓国人の友だちができる機会があり、真剣に勉強して身につけたいと思い、大学卒業後に留学することを決めました。
□ 韓国への感想
日本にいても韓国のたくさんの情報が入ってきますし、近い国ですが、それでも私の知っている日本の生活とはたくさんの違いがあり、一言でいえば私にとって韓国は、おもしろくておいしい国、でした。
ツッコミどころ満載で、食べ物が忘れられません。
サムギョプサルに始まり、ポッサム、スンデクッパ、タッカンマリ、キムパ、スンドゥブチゲ、チキン、コプチャン、冷麺、ポックムパ…
□ その他
留学が許してもらえる環境にあるならば、ぜひ行ってみると良いと思います!
海外生活の経験は、ほかに変えられるものがありません。
ただし、これだけは身につけて帰ってくるというものを一つ、決めて行くと本当に有意義になると思います。
あとは、やれることはやって、学んでやるんだというやる気を忘れずに!
きっと人生で良い経験になるはずです。
それから(まだある)、人との出会い一つひとつを大切にすること、かなと思います。
友だちがなかなかできなくても、まずは一人の知り合いを大事にするのです。
すると、自然に出会いは増えていくものだと思います。