□ お名前:さやか
□ 年代と性別:20代女
□ 留学先:国民大学校
□ 留学期間:冬・春学期半年(1~2級)
□ 学校や授業などについて
1 学校について
私が行った時期は冬だったため、スキー場に降り立ったイメージでした。
学校はaahさんの学校説明にある通り、国立公園の一角なので山が近くにあり、自然豊かな学校です。(春になると休日は登山の途中に寄った아저씨や아줌마がいました)
学校全体は中国圏とカザフスタンからの生徒が多かったです。
そのため、クラスの6割が中国人、2割がカザフスタン人、残りがその他の国でした。
日本人が圧倒的に少ないので、私の通っていた時期での1、2級では日本人は私一人でした。
2 授業について
1級では国民大学のオリジナルの教科書を、2級では延世語学堂の教科書を使って勉強していました。だいたい1日の授業で文法を2つやるような感じでした。
3 先生について
とても暖かく、やる気の多い先生が多かったと思います。
語学堂の学生はコピー機を使うことができないので、パスポートのコピーが必要になった時などには先生に助けてもらったりととてもお世話になりました。
初級クラスの先生はなんだかお母さんみたいでした(笑)
4 宿題やテストなどについて
毎日ワークブックと習った対話文と次の日の単語テストの単語をノートに書き写す、次の日の単語の意味調べが宿題でした。毎日、前日に習った単語の小テストがあります。
また、中間、期末試験は授業で習ったことがそのままテストに出る感じなので授業をしっかりと聞いていれば問題ないかと思います。またテスト前は復習の授業があり、テストに出る文法を先生が丁寧に教えてくださるので、そこでもしっかりと自分の得意不得意を明確にするとテスト勉強もしやすいかと思います。
5 その他
日本人がいないのでクラスメイトと話すときは必ず韓国語になります。
が、 初級クラスだと話せることが限られているので、各国が固まって過ごすことが多くなかなか輪に入りづらいことが最初のころはありました。でも韓国に来たのだから韓国語で話すのが一番ですが、なかなかそれも難しいと思ったときは、クラスメイトの国の簡単な挨拶を調べて話しかけたりしていました。だんだん相手も日本に興味を持ってくれたりするのでそこからコミュニケーションが取りやすくなって行きました。
6 韓国語の勉強について
私は以前、カナタ韓国語語学院で4日間ほどプライベートレッスンを受けたり、日本で勉強していたりしましたが、1級からのスタートとなりました。1級での勉強はだいたい日本でやっていたことが多かったので特に苦労はしませんでしたが、基本はしっかりと学びたいと思い力を抜かずに勉強していたおかげで、1級の首席をいただくことができました!
□ 滞在先(寄宿舎)について
寄宿舎に半年間いたのですが、全く韓国語が分からない状態だと結構厳しいかと思いました。日本人が少ないので当たり前に日本語は通じないし、英語も通じないことが多かったです。韓国語を勉強しに行っているので韓国語を話すのは当たり前なのですが、韓国に来たばかりでまったく分からない状態で心細くても寄宿舎の管理室の人はそんなの関係なく強くモノを言ってきます。。辞書を片手に自分の意思を伝えても返ってくる韓国語は普通のスピード…私はここで心が強くなりました(笑)そして、管理室で意思疎通ができたときは自分の語学力が上がったことを実感したものです(笑)
部屋については、ほとんど日本人4人と同じ部屋だったのですが、同じ国だと生活習慣が同じなので過ごしやすかったです。(おそらく、あそこの寮で一番きれいな部屋は私がいた部屋だと思います!笑)
韓国人と同じ部屋であったほうが韓国語の向上にも繋がるし、毎日韓国語が耳に入るということあるけれども、残念ながら寮の都合で韓国人との同室はならなかったのですが、その分外で韓国人の友だちを作ったりできたので、部屋は『日本』でも韓国語能力は上がったと思います。
また、体調が悪いときや外で落ち込んだ時、腹が立ったことをストレートにルームメイトに言って理解してもらえるのはむしろ良かったです。(ルームメイトが馬が合うというのが大前提ですが。。)
□ aahさんの留学サポート
最初の短期留学からaahさんにはお世話になっていました。
今回2回目の留学でしたが前回よりも期間も長く、なのに準備も思うようにできていなくて不安も多かったのですが、いつでも連絡が取りやすいというのが心強かったです。
他の留学エージェントを使ったことがないので比べようがないのですが、社長も現地スタッフさんも留学生との距離を良い感じに遠からず近からず…ととってくれているので安心感がありました。
次に韓国へ行く際もぜひぜひお願いします♡
□ 韓国留学の動機など
元々語学学習が好きで、たまたまドラマを見て、音楽を聴いてみて韓国語と出会ったときに『この記号みたいな文字が読めたら楽しいんじゃない?!』と思って勉強を始めました。日本にある韓国語の看板が読めたら楽しくて、意味が分かったらさらに達成感を感じて…という具合に韓国語という語学が楽しくて好きになっていきました。
□ 留学全体への経験や普段どんな風に暮らしていたか
韓国では失敗を恐れないをモットーに過ごしてました。
韓国生活が始まった2ヶ月間で、初めてバスに乗ったときは目的の停留所の手前で降りました。2回目に乗ったときは目的の停留所を通り過ぎました。別の時は行先を逆方向に乗ってすぐ終点で分からなくてそのままでいたら運転手さんから『降りろ!』って怒られました。
言語交換をする人と待ち合わせるときに『신촌(新村)』と『신천(新川)』を間違えて、
相手が今日は時間がないからまた今度ねって帰ってしまったこともあります。
日本にいたらこんな短期間でこんなに失敗するなんて…と落ち込んでそうです(^^;
けれど、ここは韓国で私はまだ来たばかりだから仕方がないと開き直ってました。
失敗しないに越したことはないけど、間違いが怖くなって殻に籠るよりも間違えて同じことをまた繰り返さないようにすることが成長にも繋がると思いました。
語学堂に通っていると韓国人以外の友だちはたくさんできます。
けれど、韓国人の友だちは自分から動かないとなかなかできません。
積極的にいろんなところに参加していくことが大事だと思いました。
また、日本と韓国を比較することは新たな発見になるけれど、『日本だったら~なのに』というマイナスな比較はせずに、今自分は韓国にいるんだからこれが通常だと思いました。
違う文化を受け入れて、どれだけ適応できるかが、留学において大事なことでこれが出来るか出来ないかでその人の留学生活が大きく変わるかも…
韓国だけではないですが、受け入れられないことは無理せず、出来ることから慣れていくことが他の国で暮らすことで大切なことかな?と考えます。
□ 韓国への感想
日本と似ているようで全然違う韓国。
私が新しい環境に行くときに心に置いているのが、郷に入っては郷に従え!
そのあとはきっと住めば都だ!!!です(笑)
トイレの紙が流せなかったり、シャワーの水圧が弱かったり…と一見不便に思えことも
たくさんあるように感じますが、慣れてしまえば特に問題なく過ごせました。
□ その他なんでも
留学したいな~なんて漠然と考え始めた時から、その人の『留学』って動き始めていると思います。
もちろん、その人の人生がそこから変わってしまうかもしれないので『行っちゃいなよ!』なんて軽い気持ちでは言えないのですが…行きたい気持ちが強いのならば思い切って勇気を出しても良いと思います。
行きたい気持ちに自信がなかったら、aahさんが全国でたくさんやっている留学説明会に行ってみるでも、お休みを使って
プチ留学をしてみたりして気持ちを確かめるもの一つだと思います。
そこで『韓国ともっと関わりたい!』と思っても、『やっぱ韓国は旅行で十分だわ』と思ったとしてもどっちもその人にとっては、留学に対しての大事な気付きとなります。
一人で悶々と考えて悩むのであればとにかく行動に移すべし!
今回の半年という短い留学の中でもっと勉強したい!という欲も出てきました。
日本と韓国に関わることをしたいと思うようになりました。
まだギリギリ、ワーキングホリデーも残っているので、時間はあまりありませんがお金を貯めてもう一度韓国で頑張ってみたいと思っています。