漢陽大学ERICAキャンパス 6ヶ月(2学期)

□ お名前: ちか
□ 年齢性別: 22才 / 女
□ 留学先: 漢陽大学ERICAキャンパス
□ 留学期間(コースとレベル): 6ヵ月 / 長期留学(1.2級)

□ わたしは、京畿道安山市にある漢陽大学のERICAキャンパスの国際教育院に2学期間通いました。学校は、ソウルにあるほかの大学の語学院とはちがって規模は小さかったです。1つの級につき、多くても3クラスでした。そのため、仲良くなれたのはクラスの子たちだけではなかったし、顔見知りのひとも多かったです。しかし、クラスが少ないがゆえにレベル分けが細かくできず、同じクラスでもレベルに多少開きがあり、効率よく勉強できていないと感じることもありました。

 授業は、教科書に沿って、新しい文法→マラギ練習→リスニング→読解と作文、という風に進んでいくのが基本でした。6ヶ月の間に3人の先生に習いましたが、みんな基本はこの形で、その他の活動に各先生の工夫が出ているかんじでした。

 先生は、本当に親切でよくしてくださる方ばかりでした。とにかく優しい、ちょっと厳しめ、はきはきしてる、など当然個人によって雰囲気の差はあるものの、その点は変わりませんでした。授業時間外でもテスト勉強についての質問やTOPIK試験の勉強を助けてくださったり、学校生活以外の話も聞いてくださいました。いっしょにごはんを食べに行ったこともあります(^-^)また、規模が小さいので授業では関わることのなかった先生とも折に触れて話をすることができました。

 宿題は、毎日スギ練習がありました。基本的にはそれだけなので負担に感じることはありませんでした。たまに発表やスピーチの準備をしてきて、と言われることもありました。テストも、わたしがいたときは毎日の復習をきちんとしてマラギの準備をしっかりしていけば対策できるものでした。が、春学期からシステムが変わるようなので参考にならないかもしれません……

□ 滞在先は、大学最寄り駅から歩いて10分くらいのコシウォンを紹介していただきました。半年間の生活で不便に感じたことはほとんどありませんでした。部屋はとても小さかったですが必要なものはすべて手の届く範囲にあるので便利でした。わたしはもう退去する頃でしたが、主な管理人さんが変わってから、細かな対応がなくなってきたのが少し残念でした……

□ aah!さんには比較的ドタバタの留学準備でご迷惑をおかけしました……日本と韓国に事務所があるのでよく連携をとっていただきスムーズに留学手続きを進めることができました。韓国に飛んでからも、いつも気にかけてくださっているという安心感がありました。aah!さんに出会って留学をお願いできたおかげで、わたしだけのステキな留学になりました!ありがとうございました。

わたしは、大学で募集があった韓国での研修に参加してからたった1年半で、おおげさに言えば人生が変わりました。まさか自分が日本の大学を休学してまで、どこかに留学に行くなんて思ってもいませんでした。
日本の大学の関係や金銭的なことでわたしは、留学の延長はできない、わたしに与えられた時間はきっかり6ヵ月と決まっていたので、その時間の中で韓国語をどれだけ伸ばせるか、どれだけ自分が成長できるか、どれだけ行動してやりたいことをやりきれるか(遊び回ることも含めて!)が、ある意味勝負でした。そのため、少しでも韓国語にふれる機会を増やそうと決意して韓国に飛びました。日本ではずっと吹奏楽をしていたので、学校が始まるまえで韓国語もあいさつ以外に話すことはない、という状態のときから吹奏楽団を探して、見学に行って、週1回の練習に半年間通いました。ソウル市庁前や世宗文化会館で演奏したり、現地の高校生や、聴覚障害をもった子どもたちと一緒に演奏するという、日本の大学での専攻に関わる経験もできました。韓国語とは直接関係ないことかも知れませんが、ずっと続けていたことがとても役に立ちました。 これまでずっと自分のそばにあったものが、韓国でも同じようにあったということは、とても大きなことでした。
毎日暮らしていく中で、自分の思いを話せない、何を言われていたのかがわからなかった、などの壁にぶつかったときの悔しさが、通った級以上の成長をもたらしてくれたように感じています。留学生活において、勉強にならないこと、ムダなことはひとつもありません。洗濯や買い物、日本では毎日何気なくやっていることも難しいことに早変わりします。ひとつひとつ覚えたり、調べたりして壁を越えていくような感じでした。本当にたくさんのひとに助けてもいただき、日本にいるときには気づかなかったところにも感謝する毎日でした。
もちろんたくさん遊びました!笑
ソウルだけでなく、地方にも日帰りで旅行したり、アイドルのライブも見に行けたし、ミュージカルも見に行きました。もちろんとても楽しかったですが、韓国語に触れているので勉強になることも多かったです。
 みんな時間は限られています。留学にきた、という事実だけに満足して、難しいことを避けてそれなりに毎日を過ごすのではなく、限られた時間のなかで最大限の成長を目指して行動し続けることが大切かな、と帰ってきたいま思います。
半年の経験をもって、日本でも自分の道や夢に向かって努力していきたいです。
最後に、わたしの留学をお手伝いしていただいたaah!さん、本当にありがとうございました!

漢陽大学ERICAキャンパス 1年間(4学期)

□ お名前: Y.K
□ 年齢性別: 20代, 女
□ 留学先: 漢陽大学ERICAキャンパス
□ 留学期間: 2015年3月から1年間  3級~6級(卒業まで)

□ 学校や授業などについて
1 漢陽大学ERICAキャンパス国際教育院は大学の正門から入ってすぐの所にあり、最寄駅(한대앞역)と大学を往復するシャトルバス乗り場も目の前にあるので、大学内の寄宿舎に住まなくてもさほど不便ではありません。(校内にある寄宿舎から国際教育院までは徒歩10分程度) 平日・学期中シャトルバスの始発は午前7時30分、最終バスは午後11時10分、土日祝日&休み期間中の始発は朝8時or9時、最終バスは午後10時、寄宿舎の開館時間は午前5時~午前1時ですのでソウル市内(ソウル駅まで約1時間)へ頻繁に出かける方ですと寄宿舎は少し大変かもしれません。ちなみに大学から最寄駅までは徒歩だと30分~40分程度かかりますが、坂道が無いので運動がてら歩いたり、安山市では一日1000ウォンで借りられる(韓国の携帯番号が必要)自転車を提供していますので、シャトルバスが運行していない時間は自転車を利用していました。

 国際教育院はソウルにある語学堂に比べて小規模で、毎学期大体1級が3クラス、2級~4級が2クラス、5・6級が1クラス (5・6級のどちらかが人数不足で開講されない学期もあったくらい)でした。各クラスの人数は最少6名、最大15名で、平均9名程度です。ERICAキャンパスがある京畿道安山市は韓国で一番外国人の住む都市と言われていますが、国際教育院全体の外国人内訳は大体中国人が6割、ウズベキスタン人が2割、その他の国が2割となっており、級が上がるにつれて中国人率が高くなります。

 私が入学した当初は日本人が私を含め全部で3人しか居なかったのですが、ここ最近少し知られてきたようで最終学期は私含め12人でした。それ故同じクラスに日本人が居る確率も高くなりましたが、皆さん本当に一生懸命勉強なさっていて、修了式の際に発表される奨学金受給者の半数は毎回日本人でした。日本人がクラスに居ようと居まいと結局は、自分自身がどれだけ積極的に韓国語を話すか韓国語を一生懸命勉強するかによって実力に大きな差が出てきます。2015年度冬学期から奨学金100%(1名)も導入され、これからは学校全体の勉強意欲も高まるだろうと予想されます。

2 漢陽大学ERICAキャンパス国際教育院ではソウルキャンパスで使用している教科書と同じものを使って勉強します。 先生曰く漢陽大の教科書が一番難しいとの事ですが、確かに上級クラスである6級では環境問題・貿易・朝鮮統一問題等々の話が出てきたリ、これについてクラスで討論を行うといった授業もありますので、このレベルになると予備知識をある程度頭に入れておかないと授業についていけない…なんて事もありました。主に使用するのは教科書とワークブックですが別途課題が出る場合もあります。

 普段の授業以外にも文化授業といって、クラス別の場合はクラスで行きたい場所を決め、全体の場合は魚釣り・ハンコ作り・体育大会等を行う授業が2週間に1回ありました。流石に文化授業の回数が多すぎて出席率の良くないクラスが出てきたリ、授業進度的にも無理があるという事で、2016年度春学期から文化授業の回数が大幅に減ったそうですが、クラスメイトや違う級いる方々と仲良くなれるチャンスです。
他にもH.E.I-MENTOR制度という、漢陽大学ERICAキャンパスの韓国人学生が韓国語の勉強を手伝ってくれたり一緒に遊びに行ったりしてくれるいわゆるトウミのような制度もあります。基本的には国際教育院の生徒1人につき韓国人学生が1人つきますが、国際教育院側の希望者が多かったり大学が長期休み中だと二人一組になる事もあります。ERICAキャンパスには日本語学科がありますが、必ずしも日本語学科の学生が日本人についてくれるわけではありません。日本語学科ではないけれども日本語ペラペラの学生、逆に韓国語しか喋れない学生が1級の日本人の方につくなんて例もそこそこありましたが、韓国人学生の方々は皆熱心にこの制度に取り組んで下さって本当にありがたかったです。希望すれば毎学期この制度を利用できるのも漢陽大学ERICAキャンパスの良い点ですが、その都度相手の韓国人学生は替わります。しかしその分様々な学科・学年 の韓国人学生と出会う事ができますし、3か月は必ず一緒に過ごすので帰国後も頻繁に連絡を取り合うような良い友達ができるかもしれません。
ちなみに2015年度秋学期から学長が替わり、その頃から学期末アンケートを元に徐々に授業方法や制度が変わってきているので、今度も改編が予想されます。

3 各クラス担任と副担任の計2名で担当します。クラス数が少ないので当然先生の数も少ないですが、その分長く通えば通うほど先生全員と親しくなれますし、韓国語に関する知識はもちろんの事、授業内容以外の知識や経験も豊富なベテランの先生が多いです。会話を重点的に指導する先生、作文に力を入れる先生等、先生によって教え方は異なりますがどの先生も熱心に指導して下さりましたし、明るくパワーのある先生ばかりでした。確かに中には「え…その内容をちょっとの説明で終わらせてしまうの…?」というような先生もいらっしゃいますが、理解しきれなかった部分やもう少し説明してほしい内容がある場合はその都度遠慮なく質問すれば大丈夫です。

4 過去に私が短期で通っていた別の語学堂や友人の通っていた語学堂と比べると、宿題は多い方だと思います。ワークブックを宿題とする先生、ワークブックは授業中に行い別途宿題を出す先生と先生によって宿題の量に多少差はありますが、宿題のない日はなかったように思います。
テストは全科目70点以上で合格ですが、全ての点数が試験日に加算されるというわけではなく、級によっては宿題点が加算されたり授業中の発言や発表等も加算されます。合格点に満たなかった場合、次の学期が始まる3日前ぐらいに再テストが実施されます。読み・書き・聞き取りのテストはどの級もテスト方式に大きな違いはありませんが、会話に関しては先生によって方式が大きく変わる場合があります。

5 授業は平日午前9時から13時までなので、その後は完全にフリーです。平日は遠出せず近所のカフェで勉強したり図書館の自習室を利用したり、映画を見たり学校の友達と近所のご飯屋さんを開拓したりして、休日は趣味活動をしたりする事が多かったです。元々自分で少し韓国語を勉強していたので読み書きはある程度できましたが、会話や聞き取り、韓国情勢等の知識がほぼゼロに等しい状態からのスタートだったので、授業中は他の国の生徒に負けじと発言するよう心掛け、なるべく外出したり部屋に居る時はネットで配信されているYTNニュースをつけっぱなしにしたりと授業以外でも韓国語に触れる機会をできるだけ作っていました。

□ 滞在先はずっと大学内にある寄宿舎を利用していました。2人部屋で、こちらが希望しない限り(希望が通るのかどうかは定かではないです) または韓国人側が外国人ルームメイトを希望しない限りは韓国人以外の外国人とルームメイトになります。基本的に外国人はワンフロアに集められ、案内は英語と中国語のみで貼り出されます。
私のルームメイトは中国人(朝鮮族),中国人,韓国人,パキスタン人→変更希望をして1人部屋(追加料金がかかります)と大体学期ごとに替わりました。希望を出さない限りは90%韓国語のあまり喋れないもしくは全く喋れない外国人とルームメイトになると思った方がいいかもしれません。 これはどこの寄宿舎も同じでしょうが、寄宿舎は安いし通学も楽ですが、2人部屋ですので当然リスクが高いです。ルームメイトと意思疎通が全くできなかったり生活習慣が違うとストレスも溜まり勉強に支障が出るほど辛く感じる場合もあります。自分の思うように掃除できなかったり掃除されていない事が一番ストレスだったので、綺 麗好きの方に寄宿舎はあまりおススメできませんが、一緒にいる時間が長い分ルームメイトが良い人だと一生の友達になれるかもしれません。全く知らない人とルームメイトになるというのは良くも悪くもなかなかできない体験です。

□ 自分の進路についてなかなか決断できず、留学準備の際にはかなりaah! education様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。学校選びの際、私が希望する条件に合った学校を一所懸命に詳しく的確に推薦してくださったり、留学後もメールやカカオトークに素早く返信してくださりaah! education様には本当に感謝しております。aah! education様の発信するTwitterやブログ等も、業務に関する事ばかりではなく韓国生活だったり韓国語学習に対する取り組み方であったり様々な内容で毎日更新されているので、ただ留学のお手伝いをするエージェント会社ではなく、何と言うか留学生との距離が近く親しみやすい雰囲気があります。6級まで修了し、 学んだ韓国語を今後どう発展させていくのかはまだ考え中ですが、再びお世話になる事があるかもしれません。その時はまたぜひよろしくお願いします。

この体験記で留学生活を振り返り整理してみましたが、いまだに帰国した実感が湧かず困っています……スタッフさんに安山のバスターミナルまで迎えに来てもらって、さぁ布団を買おうと思ったらホームプラスもロッテマートも閉まっていたという留学初日のプチ事件からもう1年経つなんて…(笑)
1年間本当にありがとうございました。韓国語の勉強だけにとどまらず様々な経験ができた1年でした。
お金を貯めてまた1年後、今度はワーキングホリデーで韓国に行くと思います。またその時にお会いできたら嬉しいです。

漢陽大学 正規過程 9ヶ月

□ お名前: S.T
□ 年代と性別: 30代 女性
□ 留学先: 漢陽大学
□ 留学期間: 正規過程 2級~4級卒業(9ヶ月)

□ 学校などについて  
1 学校について
 級ごとにクラスが変わるのですが、雰囲気もまったく変わります。日本人の割合も当然にまったく変わります。2級の時はクラスに日本人は私だけでした。4級の時は2人日本人がいました。中国人が多かったですが、その他の国の人もわりといました。全体的に日本人が少ないのでどうしても韓国語を使うことになるのが私には良かったことです。でも事務室には日本語ができる担当の先生がいてくださるので困った時には安心でした。

2 授業について
 授業は最初の学期はすべて午後のクラスになります。次の学期からは午前のクラスが選べます。最初2級になってついて行けるか心配でしたが、授業にがんばってついて行っているうちに勉強のペースが掴めてきて、リズム良く勉強できるクセができました。すごく良くできた授業だと思いました。

3 先生について
 担任の先生ともう一人の先生が担当して勉強します。とてもわかりやすく説明してくれますし、質問しても時間をかけて説明してくれます。4級の授業になるとかなり難しくなってきますが、説明が理論的な感じで理解がしやすかったです。

4 宿題やテストなどについて
 宿題は毎日ありますが、復習の中身なので難しくはありません。むしろ宿題をきちんとやっていれば中間考査・期末考査に備えられる感じです。ただ、進級するためには易しくはないと思います。試験前はちゃんと勉強しないと進級できなくなります。

5 教科書について
 漢陽大学のテキストは良くできているとaah! educationの社長さんがおっしゃっていましたが、本当にそのように感じました。私は漢陽大学の教科書だけで勉強していましたが、これでTOPIKにも対応できますし、会話センテンスはとても実践的に感じました。

□ 滞在先について、また感想など
 aah! educationさんにお願いしたコシテルに9ヶ月滞在しましたが、とても快適で最高の住まいでした。お部屋自体も友達が住んでいたコシテルよりも広く清潔で居心地が良かったのですが、管理人さんが本当に良い方で、食事をたまにご馳走してくれたり、熱が出た時に病院に連れて行ってくれたり、本当に安心して暮らせました。お部屋は自分で探したとしても見た目でしか探せないですが、これは本当にプロに探してもらって良かったです。滞在先は見た目より管理人さん次第だと言い切れます。

□ aah! educationの留学サポートに関する感想
 twitterなどでかなり厳しいことを書いたりしますし、留学生にふさわしくないことなどについては指摘されたりして、最初はちょっと驚きましたが、それだけ留学生のことを真剣に親身になってくれているんだということがわかり、本当に安心してお任せしていました(お任せしすぎてスミマセン)。
留学会社はいろいろありますが、断言できるのは、こんな留学会社はaah! educationさんしかないと思います。
普段は後ろで支えてくださっていて留学生の自主性を伸ばすように、でも本当に困るとちゃんといつの間にかすぐ近くで支えてくれる、そんな感じでした。
また、私は最初半年の予定でしたので現地で期間を延長したりビザの延長などをしたりしたのですが、そういう時の知識もとても豊富で、いろいろな中から最善のものを選んで教えてくれるという感じです。なにでつい甘えてしまいますが…
本当に感謝しています。ありがとうございました。

□ 留学全体への経験や体験など
 私はちょっと偏食なので、それが心配でしたが、むしろ日本にいる時よりもいろいろな食べ物が食べられるようになった気がします。それは留学で自分が積極的にならざるを得なかったり、強くならざるを得ない部分もあったのかもしれませんが、大げさに言えば、自分の可能性が広がった気がします。
韓国語も自分が思った以上に半年で会話力が上がった気がします。それをすごく感じたので、それをもっと自分のものにしたくなって1学期留学期間をのばしました。コシテルに帰ってテレビを点けるのも楽しくなりました。韓国生活は楽しいことも楽しくないこともありますが、それも含めて韓国留学なんだなと、帰国してから実感しています。

□ これから留学する方へのアドバイス
 留学する時に、自分で手続きなどをする方もいらっしゃると思います。留学会社は高いと思うかもしれません。正直私もそのような考えもありました。でも全然違います。留学するなら留学会社さんに頼むのは本当に、安く良い留学ができる一番の方法だと思います。相談すればいつも相談にのってくれて失敗の無いようにしてくれるのです。私はaah! educationさんを絶対にお勧めします。
それから、留学は本当に思い切りや妥協が大事だと思います。チャンスはそう多くないので、留学の機会があればぜひ思い切って留学したり、お金のことで希望より短くなったとしても得られるものはきっと大きいはずです。私のアドバイスが皆さんのお役に立てば幸いです。

漢陽大学ERICAキャンパス 正規過程(冬学期)3ヶ月

□ Yuu
□ 20代 男
□ 漢陽大学校ERICAキャンパス
□ 冬学期 正規過程 5級クラス

□ 学校や授業などについて
1 ソウル郊外にある大学で日本人は全クラスを含めて自分しかいませんでした。なので日本語はまったく使わず韓国語のみですべてのやり取りを行うことができ、語学学習という点では最高の環境だと思いました。
私のクラスメイトは中国人、ロシア人、ウズベキスタン人、マレーシア人、バングラデシュ人で構成されていました。学校全体としては中国人、次にロシアやウズベキスタン、ウクライナなど旧ソ連系(しかしほぼ全員高麗人や朝鮮族なので外見は韓国人)、そして東南アジア系の学生が多かったです。西欧の方は2、3人ほどしかいませんでした。なので日本人は珍しいらしく関心を持ってもらえたようです。課外学習は全5回行いましたが、これは正直不自由を感じることが多かったです。

2 学校で作成された専用の教科書に沿って行いました。他のクラスの学生とも話はしましたが担任の先生によってクラスの雰囲気も指導方法もかなり異なるようです。中には先生や授業に対して不満をもっている学生もいて、私の場合はとても良い先生に恵まれ楽しく授業を進めてもらったと思っています。
ただ問題点を挙げるとすれば、どうしても中国人の学生が半数を占めますので中国語会話が始まってしまったりするところです。しかしそれで不満を感じるというレベルではありませんでした。

3 私のクラスを担任してくださった先生は人間的にも明るく学生それぞれのバックグラウンドやその国の性格についても配慮していただき、各国の文化や風習とも関連させながら授業をしてくださりとても良心的な先生でした。授業以外の時間でも連絡することもでき、親しみもあったのでみんなに好かれた先生でした。ただ、ほかのクラスは必ずしもそうではないところもあるのでやはり担任の先生によって学校生活は大きく変わると思います。

4 宿題は毎日ではありませんが、 2、3日に一度決められた範囲のワークブックを終わらせて提出するというものでした。学生それぞれの実力によってその難易度を上下させていました。私はとても易しく、正直に言うと「こんなものでよいのか」と感じる量でしたが一部のクラスメイトにはむしろとても重労働なものだったようです。同じクラスでも韓国語の実力は異なるので、それは一つの改善点でしょう。
テストは中間テストと期末テストの全2回。書き、読み、聞き、話しの4科目でそれぞれ 60点以上で合格のようです。私のクラスでは11人中10人が修了することができました。難易度は低く、授業を真面目に受けていればまず苦労することはないと思います。

5 5級クラスということで皆日常会話レベルの韓国語は理解できるのでクラスメイトとは学校でも放課後にも韓国語で仲良く過ごすことができました。日本人の少ない学校なので人見知りで内向的な日本人の方はこの学校で勉強する場合に苦労するかもしれないなと感じました。やはり日本人に比べると皆積極的で自分の意見や考えを韓国語ではっきり言うので(韓国語の実力に関係なく)、これができない人は難しいと思います。また、どうしても太平洋戦争や日韓・日中問題など敏感な問題に触れられる機会がありました。先生も言っていましたが、柔軟に対応する思考をし「国の問題であって個人の問題ではない」と理解することが大事だと思います。どうしてもアジアの学生が多いのでこれは注意が必要です。

6 日本語の全く使えない環境での生活でしたが3か月という短い期間でしたので向上したという実感はまだあまりありませんが、自分の実力がどれほどかというのはわかったような気がします。今後はこの留学生活を基盤とし、日本での学習を続けたいと思います。

□  滞在先について
私はコシウォンに3か月滞在しましたが、勉強したいという人にコシテルやコシウォンはあまり向いていないかなと思います。思ったよりも狭く、室内の温度なども自分で調整ができず、隣の部屋の人によっては音が漏れてくることもあります。コストを抑えて楽しく過ごしたいという私のような人は良いですが、真剣に勉強したいと思うならお金をかけてでもワンルームなどを選択することを薦めます。お世話になったところは管理人の方は親切でした。

□ 留学サポートについて
大きな問題もなく十分にサポートしてもらえたと思います。一つ気になった点は、メールでのやり取りの最中、事情は有るとは思いますが受領の返事は必ずしたほうが良いと思います。些細な連絡でも返事がないだけで不安を感じることもあるので。

□  今回の留学について
もともと来春から新卒として就職することが内定しているので学生生活の最後に留学をしておきたいという思いで決めました。なので勉強しに行くという気はあまりなく最後の自由の時間を有意義に過ごしたいという思いからでした。留学を終えた今は、もっと韓国にいたかったと思っています。それほど充実した時間でした。留学中は午前中に授業が終わるのでそれ以外の時間は韓国人の友人と会ったり、部屋で一人でいたりと様々でした。
留学以前にも何度も渡韓経験もあり、大学での研究も韓国関係でしたので今更感想ということもありませんが、やはり直接長く滞在することで改めて思うことは多くあったと思います。もともと私はKポップや韓流などの大衆文化にはまったく関心がなかった方なので、韓国人の姿や生活、韓国の街や地域など新しい面を発見できてさらに興味がわいてきました。
アドバイスとしてはやはり滞在先の選択は慎重にした方が良いと思います。そして、基本的に静かではっきりしない日本人なので韓国では自己主張を強めにハキハキしていたほうが絶対いいです。

漢陽大学 正規過程 (1年半)1~6級卒業まで

□ お名前: TK
□ 年代と性別: 20代 女性
□ 留学先: 漢陽大学 国際語学堂
□ 留学期間: 正規過程 1級~6級卒業(1年半)

□ 学校などについて  
1 学校について
 入学する際に受けるレベルテストの成績によって何級からスタートするかが決まります。進級するためには出席率、中間・期末考査で規定を満たさなければなりません。クラスは10~15人ほどで、生徒は7~8割が中国人、その他2~3割が日本、台湾、東南アジア、中東、欧米などといった具合です。漢陽大の語学堂は日本人が周りに少ないので、必然的に韓国語を使わざるを得ない状態になり、この環境が私の韓国語の上達に役立ったのだと思います。日本人が少ないといっても、事務にも先生の中にも日本語を話せる方がいますので、韓国生活や学校のことなど、困った事があれば日本語で相談することができます。
 2級以上になると言語交換のシステムが利用でき、申請した学生には日本に興味のある韓国人を紹介してもらえます。紹介を受けてからは個人的に連絡をとり、都合のいい時間、都合のいい場所で会って楽しくお話するといった感じですので、負担に感じることはありませんでした。韓国にいるのに先生以外の韓国人と話す機会がなかなかないなかで、この言語交換システムはとても役立ちました。

2 授業について
 授業は一限50分の一日四限制です。授業は午前か午後を選択できます。授業内容は読み・書き取り・聞き取り・会話の四つに分けられており、指定の教科書にそって授業が進められます。

3 先生について
 クラスを受け持つ担任の先生がいて、授業内容は勿論、何か私的な問題があった時にも親身になって相談にのってくれます。授業は担任の先生ともう一人他のクラスの先生とで交互に行われます。

4 文化授業について
 一般的にも有名な観光地に行ったり、韓国の伝統的な文化を体験できたり、季節に合わせて海やスキー場に行ったりなどとバラエティに富んだ内容となっていました。観光地やレジャースポットなど語学力に関係なく誰でも楽しめる場所には全級一緒に、それ以外の語学力を必要とする場所には級ごとそれぞれのレベルに合わせて場所を変えるなど、ただ楽しいだけでなく授業の一環としての役割も十分に果たしていて満足のいくものでした。なんといっても、個人では行きにくい場所に格安で連れて行ってくれるのがよかったです。また、初級と高級の生徒を同じバスにすることで注意事項などが母国語できちんと伝わるように配慮している点も良かったと思います。

5 宿題やテストなどについて
 宿題はほぼ毎日あり、この提出率が成績に関わってきます。内容は その日に勉強したことなので、良い復習になります。テストは大きく中間考査・期末考査の二つがあり、内容は読み・書き取り・聞き取り・会話の四種類です。 漢陽大は書き取りのテストが難しいと思います。日々の宿題をきちんとこなし、習った単語や文法をしっかり自分のものにしておかないと、単位を落としてしまいます。あと、会話のテストは授業中に行う課題の出来から成績がつくことがあるので、その都度説明を聞き洩らさないようにする必要があります。

6 英語無料授業などについて
 無料英語授業は存在しますが、本当に基礎の基礎を教える授業のようです。授業申請をしたら、まずレベルテストを受けます。そのテストの結果から授業を受けることができるかが決まるのですが、たいていの人はテストをパスしてしまい授業を受けられない場合が多いようです。

7 その他
 韓国語を勉強する上での良い参考書はたくさんあると思いますが、私は漢陽大の教科書だけで十分でした。漢陽大の教科書を十分に消化できたら他のものに手を出そうと思っていたんですが、内容が多くてそんな余裕はありませんでした。教科書に載っている文法・単語はTOPIK試験対策を兼ねた内容になっていて、対話文やリスニングの内容は日常生活にそのまま利用できるフレーズが多く含まれています。教科書が韓国語のテキスト兼、韓国の歴史・文化のガイドブックのような役割を果たしているため、本当に捨てるところがないと言っていい程しっかりとしたテキストでした。

8 韓国語の勉強について
 基礎をきちんと覚えること、語彙数を増やすことが何よりも大切だと思います。テストや課題のためにまとめて勉強するより、授業のスケジュールなどに合わせて少しずつ確実に覚えていくことが一番効率的な勉強法だと思います。あとは習った韓国語を実際に使って見ることも大切だと思います。自分の韓国語が通じた時の喜びはその後のやる気やモチベーションにもつながりますし、実際に話してみると不思議と頭に残りなかなか忘れないものです。最初はとても緊張しますが、場数をこなすと慣れてくると思います。私の場合は、まずは話しやすい先生やクラスの友達と練習してみました。あとは教科書にある対話文を暗記することも大きな助けになります。

□ 滞在先について、また感想など
 私の場合はコシウォンに住んでいたのですが、何不自由なく生活することができましたし、同じ建物で韓国人の友達を作ることもできて本当によかったです。 ただしコシウォンはなによりも管理人さん次第だと思うので、管理人さんがいい人のところを見つけることが必須だと思います。私はaah! educationさんにお願いして探して頂きましたが、本当に正解でした。 語学留学期間を終えて一度帰国して、今度はワーホリで戻って来ましたが、結局今でも同じコシウォンに住んでいます。

□ aah! educationの留学サポートに関する感想
 完璧!最高!
aah! educationさんは入学の準備を始め、ビザの申請方法、家、口座開設、生活必需品の準備など、韓国への留学準備から実際に生活していくための基盤まで、ありとあらゆるサポートをしてくださいました。それだけでなく、韓国での生活が始まってからも私の事を気にかけてくださり、しばしば連絡をしてくださいました。海外での独り暮らしが初めての私にとっては、とてもありがたいことでした。そのせいもあり、私もすっかりaah! educationさんに甘えてしまい、何か困ったことがあればすぐ連絡してしまうようになってしまいました。aah! educationさんは私が連絡する度に親身になって話を聞いてくださり、適切な対応してくださいました。留学エージェント会社というより、もっと近い存在でいてくれたことに本当に感謝しています。aah! educationさんが支えてくれたから、私が1年半という長い期間、これまで韓国で生活してこれたんだといっても過言ではないくらい、本当に手厚いサポートしてくださいまし た。

□ 留学全体への経験や体験など
 私の場合は韓国語を全く知らない状態で韓国に来たので毎日が刺激的でした。韓国についてそれなりに知っているつもりでも、実際に町に出てみると思いもよらない事でつまずいたり、簡単な事が言い出せず不便な思いを何度もしました。しかし、そういう経験のお陰で自然と逞しくなったような気がします。韓国の方々は日本人に比べると無愛想だったりぶっきら棒だったりするのですが、根はいい人が多く、話しかけると親身になって対応してくれます。漢陽大の先生方も授業が終わってからプライベートの時間を使って家探しや銀行、電話契約等、語学力が必要な時には必ず力になってくれました。このようにaah! educationさんをはじめとするたくさんの方々に助けられ、韓国生活を満喫することができました。

□ これから留学する方へのアドバイス
 韓国留学をする際には、いろいろと決めなければならない事が多いですが、その中でも留学エージェント会社と学校選びは特に慎重にした方がいいと思いま す。留学エージェント会社はたくさんあるのでどの会社を選べばいいか悩むところだと思いますが、よく調べてあちこち比較することをお勧めします。学校も自分の目的と性格に合ったところを見つけられれば、韓国語の上達もそうですが、留学生活を楽しく送れるか否かに関係することなので慎重に選ぶことをお勧めします。