□ お名前: ちか
□ 年齢性別: 22才 / 女
□ 留学先: 漢陽大学ERICAキャンパス
□ 留学期間(コースとレベル): 6ヵ月 / 長期留学(1.2級)
□ わたしは、京畿道安山市にある漢陽大学のERICAキャンパスの国際教育院に2学期間通いました。学校は、ソウルにあるほかの大学の語学院とはちがって規模は小さかったです。1つの級につき、多くても3クラスでした。そのため、仲良くなれたのはクラスの子たちだけではなかったし、顔見知りのひとも多かったです。しかし、クラスが少ないがゆえにレベル分けが細かくできず、同じクラスでもレベルに多少開きがあり、効率よく勉強できていないと感じることもありました。
授業は、教科書に沿って、新しい文法→マラギ練習→リスニング→読解と作文、という風に進んでいくのが基本でした。6ヶ月の間に3人の先生に習いましたが、みんな基本はこの形で、その他の活動に各先生の工夫が出ているかんじでした。
先生は、本当に親切でよくしてくださる方ばかりでした。とにかく優しい、ちょっと厳しめ、はきはきしてる、など当然個人によって雰囲気の差はあるものの、その点は変わりませんでした。授業時間外でもテスト勉強についての質問やTOPIK試験の勉強を助けてくださったり、学校生活以外の話も聞いてくださいました。いっしょにごはんを食べに行ったこともあります(^-^)また、規模が小さいので授業では関わることのなかった先生とも折に触れて話をすることができました。
宿題は、毎日スギ練習がありました。基本的にはそれだけなので負担に感じることはありませんでした。たまに発表やスピーチの準備をしてきて、と言われることもありました。テストも、わたしがいたときは毎日の復習をきちんとしてマラギの準備をしっかりしていけば対策できるものでした。が、春学期からシステムが変わるようなので参考にならないかもしれません……
□ 滞在先は、大学最寄り駅から歩いて10分くらいのコシウォンを紹介していただきました。半年間の生活で不便に感じたことはほとんどありませんでした。部屋はとても小さかったですが必要なものはすべて手の届く範囲にあるので便利でした。わたしはもう退去する頃でしたが、主な管理人さんが変わってから、細かな対応がなくなってきたのが少し残念でした……
□ aah!さんには比較的ドタバタの留学準備でご迷惑をおかけしました……日本と韓国に事務所があるのでよく連携をとっていただきスムーズに留学手続きを進めることができました。韓国に飛んでからも、いつも気にかけてくださっているという安心感がありました。aah!さんに出会って留学をお願いできたおかげで、わたしだけのステキな留学になりました!ありがとうございました。
わたしは、大学で募集があった韓国での研修に参加してからたった1年半で、おおげさに言えば人生が変わりました。まさか自分が日本の大学を休学してまで、どこかに留学に行くなんて思ってもいませんでした。
日本の大学の関係や金銭的なことでわたしは、留学の延長はできない、わたしに与えられた時間はきっかり6ヵ月と決まっていたので、その時間の中で韓国語をどれだけ伸ばせるか、どれだけ自分が成長できるか、どれだけ行動してやりたいことをやりきれるか(遊び回ることも含めて!)が、ある意味勝負でした。そのため、少しでも韓国語にふれる機会を増やそうと決意して韓国に飛びました。日本ではずっと吹奏楽をしていたので、学校が始まるまえで韓国語もあいさつ以外に話すことはない、という状態のときから吹奏楽団を探して、見学に行って、週1回の練習に半年間通いました。ソウル市庁前や世宗文化会館で演奏したり、現地の高校生や、聴覚障害をもった子どもたちと一緒に演奏するという、日本の大学での専攻に関わる経験もできました。韓国語とは直接関係ないことかも知れませんが、ずっと続けていたことがとても役に立ちました。 これまでずっと自分のそばにあったものが、韓国でも同じようにあったということは、とても大きなことでした。
毎日暮らしていく中で、自分の思いを話せない、何を言われていたのかがわからなかった、などの壁にぶつかったときの悔しさが、通った級以上の成長をもたらしてくれたように感じています。留学生活において、勉強にならないこと、ムダなことはひとつもありません。洗濯や買い物、日本では毎日何気なくやっていることも難しいことに早変わりします。ひとつひとつ覚えたり、調べたりして壁を越えていくような感じでした。本当にたくさんのひとに助けてもいただき、日本にいるときには気づかなかったところにも感謝する毎日でした。
もちろんたくさん遊びました!笑
ソウルだけでなく、地方にも日帰りで旅行したり、アイドルのライブも見に行けたし、ミュージカルも見に行きました。もちろんとても楽しかったですが、韓国語に触れているので勉強になることも多かったです。
みんな時間は限られています。留学にきた、という事実だけに満足して、難しいことを避けてそれなりに毎日を過ごすのではなく、限られた時間のなかで最大限の成長を目指して行動し続けることが大切かな、と帰ってきたいま思います。
半年の経験をもって、日本でも自分の道や夢に向かって努力していきたいです。
最後に、わたしの留学をお手伝いしていただいたaah!さん、本当にありがとうございました!