延世大学 春 短期3週間課程

□ お名前: 유타
□ 年代と性別: 20代男性
□ 留学先: 延世大学校
□ 留学期間(コースとレベル): 3週間コース レベル5級(レベルテスト7級)

□ 学校や授業などについて
 1 学校について
 活気があり、華やいだ感じの大学でした。短期は特に日本人の学生が多いので、留学という点からはデメリットもありますが、とにかく楽しかったです。 大学内には何でもあるので、便利です。 キャンパス周辺の新村や梨大の辺りにはおいしい食堂やカフェも多く、毎日が忙しかったです。 毎日違うカフェを巡って宿題をし、その後は美味しいパスタの店に行き、更にカフェで読書し・・・という感じで充実した毎日でした。

 2 授業について
 当初は7級にいたのですが、漢字や新聞を読むことに重点を置いたクラスであったので、この点は得意なこともあり、音読や発音、会話表現といった基礎練習の多い5級クラスに移りました。
7級は全員日本人だったのですが、5級はキョポと呼ばれる韓国系の方々も多く(韓国語会話は上手だが、漢字が分からないこともあり、読み書きは苦手な様子)、彼らと友達になれた点も良かったかもしれません。
課外授業は、料理・サムルノリ・劇の鑑賞の3つに参加しましたが、どれも楽しかったです。参加していない人も多かったようですが、迷わず参加すべきだと思います。

 3 先生について
 ベテランの先生ばかりで、授業も楽しく進めてくれました。 日本語に関する言語学的な知識を持っていらっしゃる方も多く、私の疑問に対しても、「日本語ではこういう表現をするが、韓国語ではこう表現する。だから勘違いしやすいのよ~」といった感じで、分かりやすく説明してくださいました。 宿題にも容赦なくびっしりと赤ペンを入れてくださったので、本当にありがたかったです。
フェイスブックのアカウントを教えてくれてコメントをくれたりと、フレンドリーな先生もいらっしゃいました。

 4 宿題やテストなどについて
 5級では、授業で習った表現や単語を用いて其々の例文を作る、という宿題が毎日課されました。 意外と面倒くさい作業でしたが、かなり力がついたように思います。 先生が添削して下さるので、3週間続けると、綴り方の誤記がかなり少なくなりました。
テストに関しては、日々の授業に参加していれば、比較的簡単に解ける問題ばかりでした。テスト直前には模擬テストも行われます。

□ 滞在先について
 必要最小限のものだけの狭い空間が逆に心地よかったです。 トイレがかびていたり、前住者の髪が落ちていたりと、やや不快な点もありましたが、おおむね満足です。 テレビをつけっぱなしにするのが良い勉強になると聞いていたので、寝るとき以外はずっとつけていました。

□ aah! educationについての感想
 入国当日、空港までのお迎えをお願いしたのですが、交通手段や利用法、コシウォンや大学周辺の案内、買い物の仕方など、丁寧に教えてくださったので、非常にありがたかったです。
事前の手続き等も非常にスムーズで、何の煩わしさも感じませんでした。

□ 韓国留学の動機、また韓国への興味など
 大学の卒業旅行という意味合いが強いです。それと、就職前に韓国人の友人と会って遊びたいなと思っていました。

□ 留学全体への経験や体験、感想
 宿題のために宿舎にこもりきり、という方もいらっしゃいましたが、私は積極的に外に出て行く方が良いと思います。 カフェや食堂、図書館など韓国人のいる空間に積極的に混ぜてもらうことで、学んだことが多かったです。 よく行ったカフェのお姉さんは私の顔を覚えてくれたし、古宮巡りの最中に知り合った人はおいしいカルグクスの店を紹介してくれたし、プレゼントを買いに行った百貨店の店員さんは私の発音を矯正しながら韓国人女性の好みの色などをアドバイスしてくれました。

□ その他、これから留学を考えている人へのアドバイスなど
 短期プログラムであれば、えいや、と留学しちゃえば良いと思います。語学能力は何とかなると思います。 ただし、日本人の女の子の中には集団で参加し、常に日本語で会話している人も多く、あまり韓国語が上達していないようだったので、もったいないなと思いました。

以上です。
ソウルが懐かしくなっちゃいました・・・
本当にお世話になりました。