□ N.K
□ 20代女性
□ 西江大学
□ 正規過程200時間コースを9ヶ月間(3学期間)
□ 学校や授業などについて
1 学校について
学校は中規模という感じで、大きすぎず小さすぎずという感じで良かったです。留学生は基本的にアルペ館という建物内で勉強をしますが、一部の2級と3級だけはアルペ館の後ろにあるソガンビルディングで勉強しました。クラスは基本的に13名~16名ほどで構成されていて、割と多国籍でした。
2 授業について
マラギで有名な学校と言われているだけあって、aahさんにも説明会でうかがった通り、授業中に立ってクラスの子とたくさん話す時間が多いです。基本的に2日で1課を終わらせるのですが、2課終わるごとに復習の日が1日あるので、その時にわからないところなどを先生に質問できて良かったです。
3 先生について
先生達はみんなとてもフレンドリーで、困ったことがあれば先生に言ってね。と、よく気遣ってくれました。級が上がって、前学期の先生達と関わることがなくなっても、たまに校舎内で会うと、今の学期はどう?と聞いてきてくれました。
4 宿題やテストなどについて
級が上がるごとに宿題は増えました。宿題とは別に、復習の日には必ずワークブックを先生に提出しました。宿題は先生やクラスによっても量は変わるようです。テストももちろん級が上がるごとに難しくなりますが、教科書に沿った問題なので授業後にしっかり復習をしていれば解ける問題だと思います。個人的には3級の聞き取りのテストがとても難しかったです。
5 その他
2、3級は欧米人や第二言語として英語を話せる子が多く、クラスに英語が飛び交っていました。授業中は基本的に母国語禁止なのですが、クラスであまりにも英語で話す子が多く勉強にならないと思い私が先生に相談すると対策をとってくれました。(母国語を話すとクラスの貯金箱に500ウォン入れないといけないなど)
6 韓国語の勉強について
1級の時はクラスの子ととにかく外に出て、習った単語や文法を使って話をたくさんしました。2,3級くらいから徐々に韓国人の友達を増やし、自分の韓国語が実際に通じるのか試しました。また、カフェに行くときなどは、隣に座ってる韓国人の話に耳を澄ませ、聞き取りを強化しました。笑
□ 滞在先について
aahさんに手配して頂いた滞在先は、新村駅からも学校からも近いところにあるコシウォンでしたが、管理人さんはいつもいつも気にかけてくれてとにかく安心して留学生活を送ることができました。コシウォンが新村のメイン通りとは反対側にあったので、夜は静かで快適でした。周辺にはカフェや郵便局、コンビニもあり、とても快適で便利でした。
□ 当社の留学サポートに関する感想
aahさんには学校の手続きからコシウォンの手続き、韓国に到着した際のピックアップ、出入国管理事務所への同行などをサポートしてもらいました。韓国に到着して、コシウォンに行くまでの地下鉄の中で韓国のこと、韓国生活のことをスタッフの方が色々話してくださって緊張もほぐれました。わからない事があればいつでも連絡くださいとおっしゃってくれたのですが、留学生活がスタートしてからは自分で出来ることは自分で全てがんばってやってみようと思い、あまり頼ることはありませんでした。
しかし、visaの延長の手続きに関してどうしてもわからない事があり尋ねた時はとても丁寧に教えてくださいました。よく、留学前の手続きだけしてくれて留学が始まると一切サポートをしてくれなくなる斡旋会社が多いと聞きますが、aahさんは留学前から留学を終える最後の日までサポートしてくれる会社だと思います。
□ 韓国留学の動機など
初めて韓国に旅行した時に道に迷ってしまい、友達と立ちすくしていたところを怖そうなおじさんに助けてもらったのが韓国に興味が湧いたきっかけです。その頃反日だ、嫌韓だと世間が騒いでいた時期だったので、実際に私が韓国人の方に助けてもらい、接したことでニュースや本なので知る韓国では無く、本当の韓国、韓国人を知りたい!と留学を決めました。今思うと変ですが、留学中は動機を聞かれた時にこの理由を言うのが恥ずかしくて、アイドルが好きで韓国に来たと、よく嘘をついていました。笑
□ 留学全体への経験や体験、感想など
学校が終わった後や週末は言葉がわからなくてもとにかく外に出るようにしました。買う気が無くても靴屋さんに行って、つたない韓国語で店員さんとサイズや色の交渉をしてみたり、食堂のおばちゃんに話しかけたり、韓国の歴史について知ろうと、博物館にもよく行きました。もちろん復習や予習のために友達とカフェに行き、勉強もしました。そのおかげか、全く分からなかった韓国語も日常生活には困らない程度にまで上達しました。1級から一緒にいた友達との会話はつたない韓国語とジェスチャーからのスタートだったのに、今やお互いスムーズに会話ができ、とても不思議な感じもしますがとても嬉しいです。
□ 韓国への感想
韓国人はものすごく熱気に満ち溢れていて、とても刺激的でした。日本人の私には理解できないようなこともたくさんあり、ストレスが溜まることももちろん多かったのですが、それを異文化として理解できるようになりました。最後にはイレギュラーなことも笑って対応出来るようになり、一回りも二回りも自分自身が大きく成長したと思います。韓国留学の動機が、本当の韓国、韓国人を知りたい!という理由だったと言いましたが、9ヶ月前の「韓国人は怖い」というイメージから「熱気には満ち溢れていてパワフルだけど優しさの表現は不器用な韓国人」に変わりました。
□ その他
せっかくお金と時間をかけて留学に行くので、日本では出来ないようなことをたくさん体験し、後悔しないような留学生活を送って欲しいです。
帰国してからは体調を崩してちょっとバタバタしていたのですが、ようやく落ち着き、最近は毎日就職活動に忙しくしています。ソガン大で3級までを修了しましたが、韓国留学で韓国語だけでなく、色んなものを吸収できたのでそれを活かして残りの大学生活、就職活動も頑張りたいです。